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中学校理科の教材

 主に中学校理科関係の教材を中心に紹介していきます。  一般向けの領域ではありませんが、たまたまこのブログに来ていただいた方にもある程度理解できるようにまとめているつもりです。  もし暇があれば、いろいろな教材をご覧ください。  よろしくお願いします。

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ガスバーナーの使い方(ポップコーンづくり)

 小中連携の流れから、小学校で出前授業をすることが当たり前となってきています。

 小学校に出向いて授業をするなら小学校の内容で授業することも多いのですが、中学校に小学生が来て授業をするなら中学校の授業をそのまますることもたまにあります。

 授業内容はともかく、出前授業を1時間お願いしますといわれたときによくするのが、ポップコーンづくりです。

 小学校の先生によっては、授業中取り組んでいる先生もいらっしゃるので、とうぜん取り組んでいない場合にのみしか行えませんが。

 ただ、当然ですがポップコーンを作るのが目的ではありません。

 目的は、ガスバーナーの使い方を教えることです。

 その前にマッチの使い方を教える必要があるのですが、ここでは省略します。

 ただ、ガスバーナーを使ってもおもしろくないので、トウモロコシが炸裂してポップコーンになるのを見てもらいます。

 以下に使う材料の一部を示します。

 まずはトウモロコシの豆です。普通にスーパーで売っている物でいいです。





とうもろこし(ポップコーン用豆)  1kg

とうもろこし(ポップコーン用豆)  1kg
価格:276円(税込、送料別)


 次に、油です。これも、どこのスーパーにでも売っているサラダ油で十分です。

 これに、塩を少々使います。

 理科では食べるという作業は厳禁ですが、安全が確保されているのなら、食べてもいいのかなと個人的には考えています。

 ただし、万一のことがないように、使用するビーカーは新品の物、もしくはポップコーン用と限定している物にしています。

 それと、使用する前には水洗いやアルコール消毒まで施します。使い終わった後も同様です。念には念を。

 何もしない時に限って何かがあって、ポップコーンの授業ができなくなるのは残念ですからね。


 ちなみに、この日の授業の流れです。

1.ガスバーナーの使い方を説明します。

2.班の人で分担して、マッチ係とガスバーナー係、実験手順確認係(1~2名)の担当を順番に担当します。

3.ポップコーンづくりの説明をします。そして、実験です。
 ①500mlビーカー,三脚,金網か三脚架,ポップコーンの材料を準備します。
 ②500mlビーカーの底にポップコーンを敷き詰めます。
  このとき、ポップコーンは1列に並べ、上には重ならないようにします。
 ※欲張らない方がいいです。後で増えるので少なくてもかまいません。
 ③サラダ油を入れます。ポップコーン豆の半分の高さが目安です。
 ④塩を少々かけておきます。
 ⑤ビーカーの上を軽くアルミホイルでかぶせます。
 ⑥ガスバーナーでビーカーを加熱し、はじける様子を観察します。
 ⑦ほぼ全てトウモロコシ豆がポップコーンに変わったらガスバーナーの炎を消します。

4.おいしくいただきます。

5.片づけをします。特にビーカーは念入りに洗剤を使わせて洗わせます。

6.ガスバーナーを使う手順、炎の色など確認をします。

7.次回の授業の予告をします。

 流れとしては、こんな感じです。

 ただ、この後、もう一度ビーカーは洗浄します。

 そして、かわかした後、アルコール消毒します。

 段ボールの箱に入れ、所定の位置に片づけます。

 とりあえず、ここまでして、この授業は完了です。

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