忍者ブログ QLOOKアクセス解析

中学校理科の教材

 主に中学校理科関係の教材を中心に紹介していきます。  一般向けの領域ではありませんが、たまたまこのブログに来ていただいた方にもある程度理解できるようにまとめているつもりです。  もし暇があれば、いろいろな教材をご覧ください。  よろしくお願いします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

理振台帳

 いつも3月末に、理振台帳をつけています。

 今年度も3月27日にようやく取り組むという、取り組みの遅さだったのですが、結局いまだに終わっていません。

 その顛末については、
理振台帳紹介の後に長々と説明します。

 とりあえず、理科の教師なら知っていると思いますが、とりあえず
通称「理振台帳」の紹介です。

 なお、H24.3.31現在、
理振台帳については全て売り切れ状態になっているので、あくまでこういうのがあるんだという紹介です。(もともと買ってもらうためにこのサイトを運営しているわけではなく、画像や値段などの情報が手軽に欲しかったから楽天アフィリエイトを使っているだけなので、購入するためにここにわざわざいらっしゃった方、すみません。)

【送料無料】小学校理科教育等設備台帳

【送料無料】小学校理科教育等設備台帳
価格:3,150円(税込、送料別)


【送料無料】中学校理科教育等設備台帳

【送料無料】中学校理科教育等設備台帳
価格:3,150円(税込、送料別)


【送料無料】高等学校理科教育等設備台帳

【送料無料】高等学校理科教育等設備台帳
価格:3,570円(税込、送料別)


【送料無料】養護学校高等部理科教育等設備台帳

【送料無料】養護学校高等部理科教育等設備台帳
価格:3,570円(税込、送料別)


【送料無料】盲学校高等部理科教育等設備台帳

【送料無料】盲学校高等部理科教育等設備台帳
価格:3,570円(税込、送料別)


 見ればわかりますが、理振台帳は5種類あるんですね。初めて知りました。

 学校か教育委員会が購入しているので、個人で購入することはないと思います。

 ただ、取り扱いなど手引書があった方がいいと思うので、それも紹介しておきます。



 年度末の忙しいときに、理振台帳を書く作業は、結構つらいものがあります。

 付属のCDにある
理振台帳ソフトを使えば、楽になるようですが・・・・。




 今回は、この件で事件があったので、そのことを書きたいと思います。



 2年前にこの学校に来たときに、前任者からの申し送り事項に、理振台帳はパソコンに入れているとのことでした。
 「そういえば、
理振台帳にCDがついていたっけ。いちいち入力する手間が省けるというのはありがたい。」
 と思っていました。
 昨年末、いよいよ
理振台帳を入力するときに思ったことは、
 「あれ?更新作業ってどうするんだろう・・・。まぁいいや。多分これで更新できているだろう・・・」
 ということです。
 つまり、備品はまったく購入しなかったので、更新できていなくてもよかったんです。
 教育委員会に提出する書類も、昨年度と数値は全く変わらずでよかったので、あまり気にせず
理振台帳の仕事は終わらせました。

 ただ、今年度は事情が違いました。
 まず、12月に教員にパソコンが支給されました。OSはWindows7です。
 これが結果的に時間をとるはめになる原因となりました。
 おまけに
理振のお金でデジタルセンサー類を購入したので、絶対に理振台帳を更新しなければなりません。

 3月27日、いよいよ理振台帳の更新作業を行おうと思ったとき、まず昔使っていたパソコンからバックアップファイルを作成しました。
 実はこのパソコン、ノートパソコンなのですが、ファンが回っていないとしつこくエラー報告が出て、作業どころではありません。そういう状況なので、念のために残しているだけで、実際には使える代物ではありません。
 ただ、今回、新しいパソコンにデータを移行する必要から、どうしても起動しなければならなかったんです。
 とりあえず、ノートパソコンの機嫌が損ねないうちにバックアップデータの抽出はできました。


 次に、12月に導入された教員機へ理振台帳ソフトの導入です。
 CDからインストールをすると・・・
 あれ?エラーが・・・???
 MDAC2.5を導入しなさいということなので検索を行い、MDACを導入しようと思ったのですが、Windows7にはMDACは対応していないとのこと。
 頭の中は???状態でした。
 とりあえず加除出版にこの件でメールを送りました。

 ただ、いつメールが帰ってくるかわからなかったので、事務長さんにお願いして、加除出版に電話をかける許可をいただきました。
 MDACはWindows7に対応していないことと、加除出版にあるはずの修正版のダウンロードページ見つからないという2点について質問しました。
 担当の方から丁寧に教えていただきました。
 その担当者の方の話では、修正版の適用で大丈夫とのこと。一安心しました。
 担当者の方の的確な指示の元、修正版のダウンロードページまでスムーズに行くことができました。
 電話を切る際、先ほどメールでも同様の質問をしていたので、そちらの方は破棄するようにお願いしました。

 いざ修正版を適用して
理振台帳ソフトを再起動してみると、見事立ち上がりました!
 ただ・・・・
 
理振台帳のデータを打ち込む設定画面に進んで作業をすると、エラーが連続で出てきます。
 これには参りました。
 とりあえず、この日はこれで終了し、また後日考えることにしました。

 家に帰っていつものようにメールのチェックをしてみると、加除出版からの返事が・・・。メールを出した約1時間半後にきていました。
 読んでみると、うちの学校にある
理振台帳付属のCDに入っている理振台帳ソフトではWindous7では動かないそうです。
 だから、あんなにエラーが出たんですね。ある意味納得しました。
 ただ、ここで新たな問題が。
 「さて、
理振台帳をどうやって更新すればいいのだろう・・・
 結論は目に見えていましたが、ちょっと怖いです。
 今から数年分を手書きで対応するのかと思うと、どのくらいの時間が必要なのか考えるだけで頭がクラクラしてしまいます。

 次の日、事務長さんに相談してみると、
 「それじゃぁ、新しい
理振台帳を購入して新しいバージョンの理振台帳ソフトを導入するしかないのではないか?」と言っていただき、心の底から安堵しました。

 ということで、長々と書き連ねましたがまとめ&情報追加すると、

理振台帳ソフトの昔のバージョン(2002と書かれたバージョン)では、Windows7には対応しない:修正版もXPまでに対応している
・新しいバージョンでなければWindows7に対応していない
・新しいバージョンは、
理振台帳を購入しなければ手に入らない
・新しいバージョンの
理振台帳ソフトはH24年度には対応していない

 ということです。そしてあまり関係ありませんが、もう少し追加すると、

・加除出版の電話で対応する方は、懇切丁寧に教えてくれる人である
・加除出版の電話担当者はメール担当者との連絡を密にしているらしい
・加除出版のメール担当者の対応は素早く、的確かつ丁寧なメールである

 というのも付け加えておきます。
 加除出版、なかなかいいところだと思いました。

拍手[0回]

PR

電流計

 今回は電流計の紹介です。

 学校に電流計は、おそらく班の数程度しかないと思います。

 今勤務している学校は、不思議なことに電流計も電圧計も生徒の数以上にあるんです。

 すると、各々電気回路の実験ができます。

 これは自分の中では画期的なことでした。

 生徒一人ひとりが回路を作って学習ができたので、テストの点数が上がったのかどうかはよくわからないのですが、実験が人任せにできないので、わからない生徒はわかる生徒にどうすべきなのかを質問するようになります。

 要するに、ボケーっとしたり、手を動かさずに見ているだけの生徒はいないということになります。

 授業としては、教材は一人にひとつずつあった方が、断然いいんです。


 そこで、教材屋さんが売っているのも当然紹介しますが、今回は電流計の安いものを中心に紹介していきたいと思います。


簡易電流計(組立)

簡易電流計(組立)
価格:241円(税込、送料別)


 簡易電流計(組立)いついては、内部構造までわかることと、値段が安いことが、アドバンテージです。

 測定精度を求めなければ、これで十分遊べる(測定できる)と思います。




 電流計で探した中で最も安い商品はこれでした。

 1500円ちょっとで、0.6A(600mA)以下と3A以下の範囲で測定ができます。

 人数が多い学校で2人に1つ電流計を持たせるのなら、この程度の金額で購入できないと、購入は難しいと思います。



直流電流計3A

直流電流計3A
価格:3,150円(税込、送料別)


 こちらも0.6A(600mA)以下と3A以下の範囲で測定ができます。

 ただし、2番目に紹介している教材の2倍の金額なので、利点があまり感じられません。



直流電流計 DC-AC

直流電流計 DC-AC
価格:5,985円(税込、送料別)


 学校で普通に使われている電流計は、この教材のように-端子が3つのものです。

 これは多分、教科書に載っているのがこのタイプだからだと思います。

 そういう観点で見てみると、6000円で1個購入できるという意味は大きいと思います。

 端子の数にこだわるなら、これがおすすめ商品となります。




 こちらの教材は高いだけあって精度としても十分なものです。

 ただ、それだけに、価格も1万円を越す設定で、高いです。




 この電流計は、どの学校にもある電流計です。

 多分教科書にも載っているタイプなので、多くの学校が購入しているものなのではないかと思います。

 だから、測定精度も高いですが、販売価格も高いです。

 ただ、この電流計を購入するときは、理振(理科振興会)から補助が出るときに限られていると思います。

 1万円以下のものは備品として取り扱えないので、どうしても1万円以上のものを購入しなくてはならず、その結果、この電流計に行き着くという感じです。

 大体定価の8掛け程度で計算するので、このくらいの金額が必要になるんです。

 そういう意味では戦略的な価格の電流計ですね。


 個人的には電流計ならどれでもかまわないので、上から2番目の約1500円の電流計をできれば2人に1個ぐらいはほしいところです。

 これなら、20個買っても3万円なので、予算としてはある程度手ごろなのではないでしょうか。

 もちろん、消耗品費として購入するので、一度に20個は無理でしょうから、2~3年の計画で買ってもらうようになると思います。

 先生によっては教科書と同じ教材をほしがる先生もいらっしゃいますが、自分の考えでは生徒にできるだけ教材を触らせたいと思っているので、ちょっとぐらい教科書と違ってもかまわないと思っています。

拍手[0回]

花の構造模型

 今回は花の構造模型の紹介です。

 中学校1年生の4月~5月、理科の授業では花のつくりを教えます。

 基本的には校舎周りに咲いている野草の花を授業中(または理科の授業前の休み時間中)に取りに行き、その花のつくりを調べるという授業を行います。

 それぞれ違う花を持ってきてくれるので、授業ではその対応に追われるときもありますが、広がりがあってその方が助かります。

 野草の花を取るように指示を出しているにもかかわらず、鉢植えや学校の畑に植えてある植物の花を持ってくる生徒もいます。

 その中でも困るのは、観賞植物です。

 観賞植物の花は、「観賞」というだけあり、花のつくりが複雑であることがあります。

 中学校1年生の教科書の範囲内では教えることが不可能な場合が多いです。
 (場合によっては教えることもありますが・・・)

 ですから、授業では野草にこだわっています。

 野草は花のつくりが簡単なものが多いですが、花が小さいだけでよく見てみるときれいなものも多いと思っています。

 この授業を通して、そういうことも感じてほしいと願っています。

 授業で花のつくりで教えるときに、具体的な花と黒板の花の図で説明してもいいのですが、次のようなモデルがあると、説明が早く済みます。




 班の数だけあるといいのですが、普通学校にはありません。

 以前手作りすることにもチャレンジしましたが、思ったようなものができずに挫折してしまいました^^;

 花のつくりの説明の時には、黒板に図を書くことが多いので、生徒によっては理解が深まりません。

 そういうとき、班に1つこういう模型があると、いい手助けになると思います。


☆授業の展開例です。

1.校舎周辺の野草を取りに行く。(5~10分程度)

2.花の構造模型を例に、花の構造について説明する。(5~10分)

3.野草を分解して花の構造を確認する。(20~30分)
・めしべ、おしべ、花弁、がくの数
・中心から外側にどのような順番で並んでいるのか
・何と何がつながっているのか
・めしべの下の膨らんだ部分には何があるのか(膨らんでいるもののみ)

4.花のつくりのまとめと次回の授業の予告(3分程度)

 授業の流れとしてはこのような感じですが、上にも書いていますが、野草の花は小さいものが多いもののきれいなものも多いことや花の構造から花の戦略を知ることができるなど、教えたいことはたくさんありますが、あえて教えず、こちらの思っていることを生徒が気付くよう仕向けているつもりです。

 また、真っ白な小皿に水を張り、その上にオオイヌノフグリの花びらを浮かべておくなど、野草の素晴らしさを引き出す工夫をさりげない演出として理科室やその周辺に置いておくこともあります。

 春を感じるさせたり、きれいだとかかわいいと思わせたり、すごいと思わせたり、理科の授業を通していろいろな感情も育んでいきたいものです。

拍手[0回]

人体解剖モデル その2

 前回に引き続き、人体解剖モデルです。

 今回は、前回よりも少し値段が高いものばかりですが、大きさもそれなりなので扱いやすさに関しては、断然今回紹介する教材が有利です。



人体解剖模型(トルソー型)27cm

人体解剖模型(トルソー型)27cm
価格:4,570円(税込、送料別)




人体解剖模型ミニトルソーB22

人体解剖模型ミニトルソーB22
価格:22,050円(税込、送料別)


 いろいろと紹介していますが、主な値段の違いは、大きさ・材料・正確性(本物に似せている度合)だと思います。

 ただ、教材を使いながら授業をしている方々が、興味をもってこのページを見ているのでしょうから、説明はあまりいらないかもしれませんが、値段が高いから使いやすかったりよい授業ができたりというものではありません。

 自分が行いたい授業にどれだけ迫れる教材なのかを分析した方がいいと思います。

 ちなみに、上の5点の高さの比較をすると、紹介している順に、28cm,27cm,50cm,40cm,54cmとなっています。

 おもさも300g程度から2kgちょっとまで、幅があります。

 ただ、授業で扱っている間は気にならないと思いますが、こんなものが班の数だけどこかに保管するとなると、ちょっと怖い感じもしますね。

拍手[0回]

人体解剖モデル その1

 今回は、人体解剖モデルです。




 今回は2000円以下で購入できるものに焦点を当ててみました。

 授業の展開はいろいろと考えられますが、生徒たちが触れる教材があった方が教育効果は高いと思います。

 そのためには、今回紹介しているような消耗品である程度の個数がそろうものを準備する必要があります。

 今回(だけではありませんが)紹介した教材の良しあしは、どのような授業をするかにゆるものが多いと思います。

 ただ、個人的には今回紹介したような教材が手元に班の数あれば、授業がしやすく感じています。

拍手[0回]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新CM

最新TB

プロフィール

HN:
夢酒吟
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

忍者アナライズ

カウンター

フリーエリア