中学校理科の教材

　主に中学校理科関係の教材を中心に紹介していきます。　一般向けの領域ではありませんが、たまたまこのブログに来ていただいた方にもある程度理解できるようにまとめているつもりです。　もし暇があれば、いろいろな教材をご覧ください。　よろしくお願いします。

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　小中連携の流れから、小学校で出前授業をすることが当たり前となってきています。

　小学校に出向いて授業をするなら小学校の内容で授業することも多いのですが、中学校に小学生が来て授業をするなら中学校の授業をそのまますることもたまにあります。

　授業内容はともかく、出前授業を１時間お願いしますといわれたときによくするのが、ポップコーンづくりです。

　小学校の先生によっては、授業中取り組んでいる先生もいらっしゃるので、とうぜん取り組んでいない場合にのみしか行えませんが。

　ただ、当然ですがポップコーンを作るのが目的ではありません。

　目的は、ガスバーナーの使い方を教えることです。

　その前にマッチの使い方を教える必要があるのですが、ここでは省略します。

　ただ、ガスバーナーを使ってもおもしろくないので、トウモロコシが炸裂してポップコーンになるのを見てもらいます。

　以下に使う材料の一部を示します。

　まずはトウモロコシの豆です。普通にスーパーで売っている物でいいです。

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　次に、油です。これも、どこのスーパーにでも売っているサラダ油で十分です。

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　これに、塩を少々使います。

　理科では食べるという作業は厳禁ですが、安全が確保されているのなら、食べてもいいのかなと個人的には考えています。

　ただし、万一のことがないように、使用するビーカーは新品の物、もしくはポップコーン用と限定している物にしています。

　それと、使用する前には水洗いやアルコール消毒まで施します。使い終わった後も同様です。念には念を。

　何もしない時に限って何かがあって、ポップコーンの授業ができなくなるのは残念ですからね。

　ちなみに、この日の授業の流れです。

１．ガスバーナーの使い方を説明します。

２．班の人で分担して、マッチ係とガスバーナー係、実験手順確認係（１～２名）の担当を順番に担当します。

３．ポップコーンづくりの説明をします。そして、実験です。
　①５００ｍｌビーカー，三脚，金網か三脚架，ポップコーンの材料を準備します。
　②５００ｍｌビーカーの底にポップコーンを敷き詰めます。
　　このとき、ポップコーンは１列に並べ、上には重ならないようにします。
　※欲張らない方がいいです。後で増えるので少なくてもかまいません。
　③サラダ油を入れます。ポップコーン豆の半分の高さが目安です。
　④塩を少々かけておきます。
　⑤ビーカーの上を軽くアルミホイルでかぶせます。
　⑥ガスバーナーでビーカーを加熱し、はじける様子を観察します。
　⑦ほぼ全てトウモロコシ豆がポップコーンに変わったらガスバーナーの炎を消します。

４．おいしくいただきます。

５．片づけをします。特にビーカーは念入りに洗剤を使わせて洗わせます。

６．ガスバーナーを使う手順、炎の色など確認をします。

７．次回の授業の予告をします。

　流れとしては、こんな感じです。

　ただ、この後、もう一度ビーカーは洗浄します。

　そして、かわかした後、アルコール消毒します。

　段ボールの箱に入れ、所定の位置に片づけます。

　とりあえず、ここまでして、この授業は完了です。

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透明標本（書籍）

　今回は、書籍の紹介です。

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　先日久々街に出かけたときに、透明標本が東急ハンズで売っていました。

　本当はここで、その透明標本そのものを紹介したかったんですが、いつものように楽天で探したものの、目的の物は見つからず、しょうがないので書籍の紹介ということにしました。

　実際透明標本をつくるとなると、手間もかかるし、材料もそろえなければなりません。

　それに、思ったような物ができるかどうかもわかりません。

　透明標本の値段が東急ハンズでいくらかだったかは記憶は確かではありませんが、それなりに高いと思いました。

　ただ、それなりの物であるのは確かです。

　書籍をヒントに、夏休みにでも生徒を巻き込んでいろいろな透明標本をつくってみようかな・・・。

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カルメ焼き

　３月に入りました。
　すでに高校合格を決めている３年生もいますが、大半は今週中頃に入試を行い、週末卒業していきます。

　この時期になると、月日が流れるのが早く感じてしまいます。

　１・２年生の授業もそろそろ終わりが見えてきました。

　今度の授業で何をしようか・・・。

　そんなことが最近の悩みだったりします。

　ふと思いついたことが今回紹介するカルメ焼きです。

　カルメ焼きは、２年化学分野（分解）のところで取り扱える教材です。

　今年度は分解の授業のときには教科書でさらりと流してしまったので、今週か来週の授業でこれに取り組むことに決めました。

　とりあえず、次回までにそろえようと思う物です。

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カルメ焼きセット別売品重曹50g
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使い方いろいろ！炭酸水素ナトリウム　1kg
価格：340円（税込、送料別）

キッチンの魔法のパウダー。シリンゴル重曹
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シンワ　デジタルクッキング用温度計　温度管理で美味しい料理　－30℃～250℃まで計測可能！
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　何度もカルメ焼きについては取り組んでいますが、その時々で生徒の成功率が異なります。

　もちろん、こちらの準備の具合や説明の仕方も若干違うので、そうなるのも当たり前なのかもしれませんが。

　道具については、銅製品のお玉の方がよさそうでした。
　１００円ショップで買ってきたであろうお玉をよく利用しますが、熱伝導で動が勝るのと、普通のお玉は直径が小さい割には深いところが、難点のようです。

　ザラメに関しては、１ｋｇのザラメ（写真のもの）をよく使っています。
　これは、特に理由はありませんが、コストパフォーマンスを考えてというのもあります。
　ただ、人数によっては当然１ｋｇも必要ありません。

　重曹については、基本的にいつも家から持っていっています。
　家にある重曹は、「キッチンの魔法のパウダー」というものを使っています。
　「お料理に」と書いてあるので、大体これを買うようにしています。
　ただ、重曹はほとんど使わないので、紹介している５０ｇのものでも十分なのかもしれません。

　温度計に関しては、これは不要かもしれません。
　ザラメを加熱したときの色で判断できると思うのですが、どれくらいの温度が最も適当なのかを探させるときには、温度計は必須でしょうね。
　ちなみに、ちょっと離れた１００円ショップでは、調理用デジタル温度計が５００円で売っていた記憶があります。

　理科の授業で取り扱っているので、ザラメを液状にして、重曹を加えると膨らむことを確認できたらいいのかなと思っています。

　ただ、ある程度の成功率を上げるときには、事前に卵白に重曹を入れてかき混ぜ、小さな重曹ボールを準備することもあります。

　しかし、これを準備しても１００発１００中とはならないところが理科の教師としてなんともいえないところです。

　この教材もまだまだ研究の余地がありそうなので、生徒ともに作りながら考えて生きたいと思っています。

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しんどかった一週間終了

　久々のブログ更新です。
　卒業式がやっと終わり、やっと成績のほうに集中できます。
　この一週間は、卒業式の練習で式歌の指導はもちろんですが、生徒会主催で３年生を送る会を開いたり、テストの集計をしたりと、忙しい毎日が続きました。
　卒業式もいい雰囲気の中で終わることができ、よかったです。
　ただ、業式後の３年生の先生お疲れ様会の担当学年であったので、夜までいろいろと気苦労があり、気が抜けなかったのがちょっと気になるところでした。

　しかし、これからしばらくは平々凡々の一日が来るでしょうから、ぼちぼちブログも更新して行こうと思います。

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骨の名称を覚える歌

　今回は、骨の名称をいかに覚えるかという課題です。

　中学校では、骨に関する名称は全く出てきません。

　ただ、運動をしているときに、骨や筋肉の名称を生徒がおぼえていると、話が早いときがあります。

　ということで、決められた時間内にいかに骨の名称を覚えさせるかという考えに対して、一つの答えです。

　歌で覚えるという方法です。

＊＊＊　映像はこちらか、こちらから　＊＊＊

　映像を見ればわかりますが、あと数年しかこの映像は使えないかもしれません。

　ただ、問題は興味ある生徒は歌を覚えるでしょうが、覚えない生徒もいるのは確かです。

　そのことの対応策はまだ準備できていません。

　今後何か見つけたら、また覚書として書いておきたいと思います。

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